2012年5月13日
2011年3月11日を忘れない 被災地支援・視察報告を聞いて
〜 東北ウィメン応援隊の初会合で 〜
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| 南三陸町 志津川名産のたこがモチーフ 志津川も大きな被害を受けた地域です |
「手仕事プロジェクト」のアクリルたわしを会員各自が広げてきましたが、情報を共有化し、北九州での活動をさらにパワーアップしようと、5月10日夜に初会合を開きました。意見交換や情報交換の中で見える課題を整理し、北九州での課題に重ねてみます。
◆こどもたちのケアが引き続き重要
保育士の北野さんは、被災直後の連休中支援に入り、知り合ったこどもたちの様子を報告されました。津波被害で亡くなった方々の姿などを直接目にしている小さいこどもたちは、毎日のようにお葬式ごっこや遺体ごっこなどで受け止めたものを表現(表出)していたそうです。それを、丸ごと受け止めてくれる、安心できる大人に聞いてもらえる環境の大切さを、報告を聞きながら思いました。そして、このような過酷な災害時はもちろんのこと、虐待など厳しい体験をしたこどもを支える専門家をしっかり育成することが必要だと感じました。また被災地の思いを受け止めている専門家を物心両面から、引き続き支えていく必要性があると思っています。北九州市も引き続き、釜石市などに保健師やまちづくりの専門の職員を派遣していますが、その活動に心から敬意を表したいと思います。
◆女性の支援のこれから
北九州GENKIESのとりまとめ役、ジェンダー問題の専門家である太田さんからは、今後の女性の支援のありかたについて報告がありました。現地では復興に向けて高台移転の話し合いが始まっているそうです。女性の参加も進めているそうですが、今まで自分の考えを人前で話す経験のなかった女性たちは「難しい話は男の人に任せた」といって会場を後にするそうです。機会を捉えて意見を聞こうとしても、なかなか口を開いてくれないとお聞きします。長年、女性と男性の役割分担を当然としてきた地域の中で、これから始まる暮らしのことについて、女性たちが自分の思っていることや意見を言ってもいいんだと励まし、支えていく必要があるそうです。女性特有の問題やトイレの問題などをはじめ、避難所運営に改善をはかろうとするたびに「いのちが助かっただけでも有難い」「文句を言うな」という年配男性が少なくなかったと、いくつもの事例が示されました。日ごろから女性が「決定」をしていく場面に参加し、意見を言う訓練をしておかなければならないと強く思いました。北九州市のまちづくりのあり方や、女性の参画のしかたをあらためて点検していきたいと思います。
このほか、福島市で特に放射線の値の高い地域に入り、除染のモデル事業を視察してきた森本議員からの報告や、昨年11月の私の視察の中で見えている課題などについても共有しました。
◆遠くに暮らす私たちができるワンコインの支援
北九州GENKIESは、ワンコインででき、目の前にあることで被災地に思いをはせることができる支援として、現地の女性たちが作った作品を販売しています。「協力したい」「北九州GENKIESについてもっと知りたい」という方は、ぜひ山本までお声をおかけ下さい。*手仕事プロジェクトをくわしく知りたい方は下記へ
http://www.rq-center.net/blog/women

